タイルが浮いてきて、落ちそうだ!

浴室やトイレなどのピカピカした10センチや8センチ角などのタイル・・・「浮いてきて落ちそうで危ない」ユニットバスでない、いわゆる「在来工法」の家では良く見かけますね。特に一般住宅の建設ラッシュ終焉から20年ほど、そのような劣化が最近非常に多くなってきています。

原因は?

この剥落や浮き、原因は何でしょうか?一年以内に起これば「施工不良」と言えるでしょう。それでは十数年経過していたら?どんな大きな建物でも必ず日々「動いて」います。固くセメントで接着されたタイルは建物の「動き」によって建物自体、つまり「躯体」から離れてしまうのです。

昔の冷蔵庫、上部に作られていた冷凍庫を思い出してみてください。板チョコの様な容器に水を入れて氷を作っていましたよね?あの容器から氷を落とす時、どうしていましたか?両端を持って捻るように容器を動かして氷を落としていましたね。ちょうどあのように建物が風や地震、日々の温度と湿度変化による「動き」で動くことにより、タイルが剥がれ、浮いてしまうのです。その他にも過剰なまでに躯体とタイルの間に水が侵入したりなど、原因はありますが、とりあえず代表的な事例として挙げられるのは以上のことです。

施工不良ではないの?

前述の通り、大体1年以内に起これば施工不良が疑われるでしょう。要因としてはセメント施工オープンタイム超過、ボンドでの施工ですと、浴室なのに水に弱いボンドを選定するというような施工材選定ミス、これらが大きく挙げられます。しかし、十数年前ですとボンドもあまり発達しておらずセメント接着が主な施工方法でしたので浮きが出てくるのはままある事です。 

では、どのように補修するのか?

弊社では補修にセメントは使用致しません(目地以外)。何故なら同じことの繰り返しになるからです。現在では全国タイル協会も推奨しておりますQ-CAT工法に使用される「弾性ボンド」を用いて補修致します。理由としては1水に強い。2建物の「動き」に強い。3混練作業が要らないので省スペース作業が可能。以上の3点を総合して接着材の選定を致しております。固まっても伸び縮みをするため日々の建物の「動き」にも柔軟に対応でき、接着力は外部でも使えるほど強力なので安心して使用できます。

・タイル一枚の小さな補修でもお気軽にご相談ください。「タイル専門」の営業がすぐに伺います。


浴室タイル補修工事

1 現地確認

浴室の壁タイルが浮いており危ないとのご連絡をいただき、担当が伺いましたところ左の写真のように、非常に危ない状態となっておりました。 

中央の二列が浮いているように見えますが、実際は縦に8列ほどまで浮いていました。 

このような浮きでは、カッターを入れた途端に、今まで浮いていなかった部分まで浮くケースがほとんどです。 

気軽に触ることはしなようにしてください。

   
 

 

浮き状態
浮き状態

2 打診検査と見積り

ここで、打診検査を行い補修の範囲を決めます、先述したとおり、カッターを入れると途端に範囲が広がりますのでここでの見積りは実際に浮いているタイルより多めになります。

施工中(撤去)
施工中(撤去)

3 施工

見積り金額にてご了承をいただければ施工となります。

決定した施行日に職人が伺い、作業を行います。 既に落ちかかっていますので、テープで列毎に固定しながら撤去していきます。

浴室補修完了
浴室補修完了

4 施工完了

この程度の補修ですと1日で終わります。 

色合せなどの作業も通常はありますが今回は施主様の意向により、敢えて全く違う色のタイルにて補修を致しました。

※写真は仕上げ拭き前のもので、この後に乾拭きを施し、綺麗に清掃の後に完了となります。

 

 


・お問い合わせから施工までの流れ

おおよその施工金額とお問い合わせから補修までの流れはこちらを参考にしてください。